稽古日誌

うお、どしたんですかーっ！？
拍手たくさん、ありがとうございますーっ！！
燕のこととかで心配してくださったのでしょうか？
今日も巣から顔をのぞかせてくれたヒナは可愛かったですよｖ

オフ会レポ、全然書けなくて申し訳ない……本当に。

でも今のわたしが文章を書くと、そこはかとなく暗くなるので、
少し時間を置かせてください。
今のわたしが書いた文章の例がたぶん下にあるかと思いますが
うん、意味不明で暗めで長いですからね★ご注意あれ！



自分がヤバイなと思う瞬間。

・一日中、緋色の欠片ＤＳの歌が頭をぐるぐるしていることに気づいたとき。
「お～もい～出すだけで～　涙が出た～の～は～
　い～まで～もあなたが～　好きだからかもしれな～い」
　プレイした時も、グッドＥＤに到達するたび幸せを感じるんだけど
　同時に「何であたしとサスケはこうなれなかったんだろう…」って落ち込んだり。
　……いつまで、わたしはお霧を引きずるのか。

・心理テストで自分が意識的か無意識的・深層心理で求めているもの、欲しい物、
　又は憧れるものを知ったとき。
　☆甥っ子
　☆笑顔
　☆愛
　☆温もり
　☆夢
　……寂しいのかな、わたし。と思った。
　あ、ＦＱの皆さんがやってた心理テストですよ。
　ちなみに途中経過で「恋→悲しみ」って連想してました。
　誰かわたしに悲しくない恋を教えてあげてー！（切実）
　とりあえず甥っ子に会いたーい！（切望）



こんなんなので、今のわたしはお伽話が無いと生きていけません。
だから漫画読んじゃうのかなー。



クッキーはいつの間にか読みたい漫画が増えた雑誌。
今回はときめきトゥナイト特別編みたいなのに驚嘆しました。
真壁くんが５０過ぎー！！（笑）　若かっこいー！！
じいじー！！（爆笑）
ああ、やっぱりミッドナイトよりトゥナイトが好きだなー☆
蘭世と真壁くんだけじゃなく、他のカップルももっと見せてほしかったなぁ。
特にカイリ！　大好きだカイリ！
でも結局は、５０過ぎたバカップルに大満足♪　ときめき頂きましたっ。
蘭世は本当にタフで前向きで可愛い、素晴らしいヒロインだ！
（お霧は、心の中はタフだけど、殻を破れないもんな…蘭世いいなあ…）

別冊花ゆめも、気がついたら好みの作品がすごく増えてるし読み逃せません。
「オレンジチョコレート」が幼なじみで入れ代わりで甘じれでお狐さま登場で
つまりツボです。もう付き合っちゃえよーｖ

キスも好きだ。落ち着く。「のだめ」は今ハラハラするけど。
「ホタルノヒカリ」が前回最終回でほっとしたら、今回番外編でまたハラハラですけど。
「ＩＳ」最終回には涙せずにいられなかった。幸せに…ぜひ幸せに……！！

チーズも、昔はただエロいだけのが多かったけど、今はバランス良くなってる気がする。

感想書きたい作品もそれぞれにいろいろあるんですが、

とあるエロ少女漫画で名を挙げたＳ先生が　りぼん　に進出

というニュースに衝撃を受けて全部吹っ飛びました。……Ｓ社、すげぇなあ。
うっかり自分がりぼんを買いそうで怖い。
はっ、それが狙い！？



漫画じゃないですが「華鬼」最終巻に感動せずにいられなかった。
あんなに甘くなるなんて！！
カズキヨネ先生の絵だけが見所じゃなかった！！
甘ーい！！　幸せー！！　ひゃっほーーーう！！

……なんでお霧とサスケはこうなれなかっ（以下略）

ここは異世界じゃない世界。



当たり前にある日常を。

持て余すのが、僕の日常。








放課後の教室は明るくざわめく。

解放のリズム。



「おーいー。モリくん、起きねんだけど。ヤッチャウ？」

「え、何。目覚めのチューとか？」

「するか！　気色わりぃ！」

「あたしヤッチャウー。顔に落書き」

「オレもー。あ、油性ペン貸して」

「うわオニがいる」

「あーあ。ウチ今日は早く部室行かなきゃいけないんだけどなー」

「こっちは塾だぜー」

「とか言いながらソイツの袖めくってどうすんの、お前ら」

「うふふふ」

「ぬふふふ」

「……またくだらない事を…」

「ん、チョーさん？　そんなふうに言うなよ、メガネに落書きしちゃうぞっ」

「やっ、やめんか！　ちょ、…やめてー！！」

「ねえねえ、誰かゴム貸して、できればリボンー」

「あ、私の……で、よければ」

「わーい、よいよい！　最高！」

「ついでに、ほら、ヤジマちゃんも。イタズラしてやんない？」

「へ？　ああああの、でも…」

「ん、やりたくないなら無理しなくていーよー」

「でも遠慮はすんな？　しなくて良し。なぜなら、イタズラはヤツへの愛だから！」

「そう、だからボクは油性ペンで彼への愛を刻みつけているのさ、消えないようにネ！」

「そそそ、そうなんだあ…！」

「信じるなソコー」



途絶えない、はずむ音。

授業中はキンチョーしてたり、だらけてたり。てんでばらばらの皆。だが、この時間は別。

部活や何かで学校の内外に散らばる前の、この短い時間。ほぐれた顔で何気ない何でもない、やりとりをする。

なんだかんだで、仲のいいクラスだ。



放課後。

充実からは少し遠くて。

だけど退屈からは抜け出した。

解放。

言いかえれば、安息。

ひと休み。



この活気づいたゆるいテンポは、どうでもいいようで、きっと大事な時間なんだろう。



……ふと苦笑する。

ああ、まただ。



同じ教室の中にいながら、まるで自分だけ違う空気を吸ってるように感じる。



僕の存在も皆の存在も同じなのに。今ここにいるという点で。



だけど僕は、僕がどこにもいない気がするんだ。

時々。すごく。





あの日から僕は、音楽を奏でられない。





「コトナミくーん！　コトナミくんも愛してあげてよ、こ・い・つ」

振り向くより早くクラスの注目が僕に集まる。

呼び止めた女の子は指先を真下に向けて、さっきから話題の中心にいる男子を差していた。

黒板を横切って教室を出ようとしていた僕は、立ち止まって肩をすくめて見せる。



「悪いけど僕、彼女一筋だから」



どっ、と沸きあがる声。そんなに面白いか。面白いんだろうな。

「ぎゃっはっは、モリの奴フラれてやんのー！」

「いよっ、コトナミくん、男前！　日本一！」

「お熱いねえ～」

「やっべ、俺惚れたかもコトナミに！」

「あたしも！　いまシツレンしたけど～！」

「っていうかオマエ、彼女いたんだ！？」



――うん、いるよ。

皆の誰ひとり、彼女を知らなくても。



真面目でおとなしくて、笑うと可愛くて、だけど笑ってなくても可愛くて。



僕と泣いて僕を捨てて僕に笑んで遠い世界へ行った、幻みたいな彼女がいるよ。





『――琴南くん…』





風に消えそうな細い声が、恥ずかしげに僕の名を呼んでいた。

いつも。はにかんで。

あんなに優しい愛しい歌は、この世界に他にない。



だから、あの歌はもう二度と聞けない。



この世界では。





「え、何々？　もしかしてこれから愛しの彼女と、おデェト？」

出口に向かって歩き出していた僕に、再び声がかかる。

もう立ち止まらなかった。



「――うん。会ってくるよ、久しぶりに」





会いに行くよ、君に。



ここに二度と戻れなくても。



ごめんね、もしかしたら僕の願いは、君の望みの破壊なのかもしれない。

僕をここに残すため、君は手を離したはずだから。

それなら僕を罵ってくれて構わない。そして、呼んで、僕の名を。だけど、笑って、最後には。





君がいなくても呼吸していられるけど

君の歌がなきゃ心を鳴らせない

怖がりで幼い僕を許して。



君をなくして、慟哭すらも凍りついたままなんだ。






「じゃーコトナミー。また明日なーっ」





「………………」








僕は黙って、日常が満ちる世界の扉を、後ろ手で閉ざした。

異世界の歌を求めて。








階段を降りながら何となく口笛を吹こうとしたけど、弱々しく風が吹いただけだった。










　＊　＊　＊　＊　＊



よくわからないけど暗いテイストで終わる話ですみません。

コトナミくんは、わたしが長年考えてる物語の脇役ですが…
本編ではいつもハーモニカやピアニカ吹いて人と会話する優雅な変人なのですが…
そう、このあと、ある人物と出会って音楽を奏でられるようになるんですが…

ずいぶん暗い人だったんだなぁ（←お前のせいでな）このままだったら絶対、異世界に行っちゃってましたね。

「異世界」の解釈は皆様にお任せいたします。



うーん、暗い人よりもモリくんとヤジマちゃんを書きたかったな★

クラスの愛されいじられキャラ・モリくん＆愛され守られキャラ・ヤジマちゃん。
本人同士以外は両想いだと知っている（笑）ピュアカップルです。
クラス全員で二人を見守ってるんだ！

このあと、皆のイタズラでモリくんとヤジマちゃんは二人っきりにされるんだ！
頑張れモリくん！（何をだ）

ちなみに本編には登場予定のないカップルです（えー！？）



ちなみに本編自体、書き上げる予定はありません（えー！？）

わたしったらまた行方不明になってました！？
ウフフ…日常という名の迷宮を流浪しておりましたよ。

迷宮といえば遥か３運命の迷宮も愛蔵版を出すんですってね。
愛蔵版っていうか愛憎版ですよね。
まあＰＳＰを持っていないわたしには関係ないですけどねネオロマのやり口なんか。
……でも遥か４の追加ディスク（文句なしの大団円）を待ってる…！



えーと。じゃなくて。
ここ数日、何してたかな。

バイトしたり稽古したり風邪引いたり
花ゆめ読んだりララ買ったり週刊少年誌読んだり
ＦＱじゃないオンのお知り合いさんと初めてお会いしたり
役づくりのためにクリスマスショップに行ったり
日食よりも甥っ子の病気のほうが気になって仕方なかったり
プロ野球オールスターゲームが楽しかったり
燕のヒナが巣から落ちてしまったらしく、かたくなっていて土に埋めたり……

そう、燕。
わたしが彼らの成長を、飛翔を、どれだけ望んでいたことか。
昨夜あのヒナを見つけた戸惑いといったら。

詳しく書くとどん底なので省略。

でも今日、別のヒナが元気な顔を見せてくれたり
バイトで（人間の）子どもたちと触れ合うことができたり
白鵬と朝青龍の相撲が面白かったりしたので、ちょっと浮上☆



燕というものは幸せにならなければいけないと思うのですよ。

おやゆび姫に愛されない燕も
幸福の王子と共に死ぬる燕も
尊くて悲しくて素晴らしく悔しいんだよ！

幸せになってほしいんだよぉぉぉ！（涙）

うる星やつらに出てきた燕は、さくら先生と結局幸せになったっけかなぁぁぁ！？
（ごめん、実はどうでもいいけど）



あー。
元々、片恋とか実らぬ恋に弱いたちでしたけれども。
ハッピーエンドじゃない話が、今はいちいち心にこたえる。

……これは卒業公演の後遺症だなぁ（未だに！？）



何が言いたいかって、元気に毎日過ごしてますけど
時々気分が沈んで帰ってこれなくなる今日この頃を過ごしてます。ってことです。

迷宮の出口はどこ～…！；

ああでも基本元気ですからご心配なくですよ。





拍手ありがとうございます！！
おかげさまで、ブログ書く気分に浮上できました！　感謝感謝！